ハワイを感じるパレード「キング・カメハメハ・セレブレーション・フローラルパレード」
アロハ〜♪スタッフのアリスです。 6月11日は、ハワイで最も高名である英雄、カメハメハ大王一世の生涯を称えるハワイ州の祝日 「キング・カメハメハ・デー」って、ご存知ですか?これは今から140年ほど前、カメハメハ五世により発表され、現在に至ります。毎年この時期になるとカメハメハ大王の生誕を祝ってイベントが開催されるんです。今回はダウンタウンにある大王像にたくさんの生花レイが捧げられるレイ・ドレーピング・セレモニーとオアフ島で一番盛大と言われるパレードの様子をご紹介します! 今年は6月8日にダウンタウンにあるキング・カメハメハ大王像にて、大王の功績を称えロイヤル・ハワイアン・バンドによる演奏やクムフラ(フラの巨匠)によるフラのパフォーマンス、そしてレイ・ドレーピング・セレモニーが行われ、高さ4メートル近くある大王像に、消防車のはしご車から長い立派なレイが何本もかけられました。この写真を撮ったのはイベントの翌日だったためプルメリアのお花の色が少しくすんでしまっているけれど、セレモニー当日は、それはそれはキレイなんです!それにいい香りも辺りに広がっていてとても幸せな気持ちになれるんですよ〜。 1年に1度だけ、カメハメハ大王像が生花のレイを身にまとう姿はただただ圧巻です! ★イオラニパレスから終点カピオラニ公園までの華やかなパレード 翌日の6月9日は、朝9時から今年で103回目を迎える「キング・カメハメハ・セレブレーション・フローラルパレード」が開催されました。 オアフ島では1年を通して様々なパレードが開催されますが、このパレードはその中でも群を抜いて華やか。ハワイの文化と歴史を今に伝える正統派パレードと言えるでしょう。たくさんの生花を使ったフロート(山車)とハワイ8島のプリンセスたちのパウ・ライダーも生花の髪飾りや馬の首に付けられた大きなレイなど、その華やかと美しさには目を奪われます。 それではパレードの様子をご紹介したいと思います。 フローラルパレードの開始地点はカメハメハ大王像があるダウンタウンのイオラニ宮殿で、そこからパンンチボウル通り、アラモアナ大通り、ワードセンターズ、アラモアナセンターの前を通過し、カラカウア大通りに突入。ワイキキではたくさんの人たちが沿道でパレードの通過を今か今かと待ち構えています。そしてゴールは、ワイキキの東側に位置するカピオラニ公園。この長い距離を炎天下の中、乗馬やフロート、オープンカーに乗ってパレードするのも大変ですが、マーチングバンドの方達は、演奏しながら歩くわけですから本当に大変! パレードの引率ホノルル市警の白バイがやってきました!いよいよパレードの始まりです。 先頭はもちろん、1836年にカメハメハ3世によって設立され、ハワイアンの誇りでもある由緒正しいオーケストラ「ロイヤル・ハワイアン・バンド」。 続いてフロートに乗ってやってきたのは、ハワイアン・ウォーリアーズとカメハメハ1世に扮した方々。逞しい肉体と凛々しい表情&ポリネシアン・タトゥーが素敵すぎです!古代ハワイのハワイアンもこんな感じだったのでしょうか? 続いてハワイアン・ソサエティの重鎮の方々。権力の象徴のイエロー、神の色とされるレッドというとても高貴な色とされる鮮やかなケープを身にまとったクラシカルないでたちで、当時のハワイの女性の装いそのまま再現しています。 もちろん、フラガールたちも登場!真っ青な空に赤と黄色が映えまくりですね。 ハワイのパレードとといえば「カメハメハスクール」。この学校は、ハワイアンの血を引く子弟の教育を目的として、1887年、カメハメハ大王直系の子孫であるバニース・パウアヒ・ビショップ王女の遺言によって設立されたハワイアンの血を引く人のみが入学を許可された学校。キンダーガーテン(幼稚科)から小学校、中学校、高校までの生徒が学ぶ私立学校です。カメハメハスクールのマーチングバンドは、ハワイを代表して、オバマ大統領の就任式パレードにも参加した経歴を持つほど。 ★パウライダーに扮した各島のプリンセスの豪華な生花レイ&髪飾りにうっとり❤︎ ハワイ8島のプリンセスは、各島のカラーの乗馬用ドレスを身にまとい馬に乗る姿もそれはそれは優雅なのです。ハワイ8島それぞれの色は、ニイハウ島はホワイト、カウアイ島がパープル、オアフ島はイエロー、モロカイ島はグリーン、ラナイ島がオレンジ、マウイ島はピンク、カホオラヴェ島はグレー、ハワイ島がレッドです。 オアフ島のプリンセス モロカイ島のプリンセス マウイ島のプリンセス ★お掃除用のツールにも注目!…